「coma -universe-」は自分で作った宇宙を眺める癒しコマです。スマホそのものを使うことで伝統玩具に新しい価値を与え今までになかった体験することができます。
このアプリでは新しい宇宙の元となる星屑などを好きな場所に置いていき、自分好みの綺麗な宇宙を作り保存することができます。星屑はやがて恒星、惑星となり死んでいき、宇宙の一部を形作っていきます。
普段スマホのディスプレイには指を置く程度ですが、もっとダイナミックな動きを与えてやると面白いことができるのではないか?いつも見ている画面を違った視点で見てみると面白いんじゃないか?と思ったのがこのプロジェクトを始めるきっかけです。
映像がディスプレイの枠の中に収まっていますが、そこから飛び出させるにはどうすればいいのか?その概念を打ち破ろうと思い、試行錯誤し今回回転という動作に辿り着きました。回転させると四角のディスプレイが円のように見え四角の枠を感じさせません。
回転させることで目の前に見えていた普通の映像が全く新しいものに見えてきて普通でなくなってきます。一歩先にそれがどういった動きになるか予想が難しいため、このあとどんな動きになるかユーザは注目し予想外の見た目になった時に人は面白さを感じ、見続けようとするのではないかと考えます。
今回ユーザには「癒やし」「綺麗」「面白い」という感情をもってもらいたいと思っており、回転という動作から考えコマ、宇宙というをテーマを選びました。comaを回している時だけでも日頃の疲れを忘れてもらいたい、みんなで持ち寄ってコミュニケーションの一つとして楽しんでもらいたいと思っています。
よってコマはコマ同士を戦わせるのが一般的ですが、その概念も取り払いコマに新しい価値観をつけようと思い「眺める」コマを作りました。